幸福と健康の源 それはいい人間関係を作るコミュニケーション能力

アメリカの心理学者ロバートウォールディンガー博士は 人間の幸福と健康を司っているのは、 いい人間関係であると言っています。 なんと75年間、724人もの人生を追い続けた結果、 得られた答えだとか。 いい人間関係とは、自分がありのままでいられる関係。 隠すこともなく、 見栄を張ることもなく、 我慢することもない。 言いたいことを言い合っても関係が壊れない。 一人が落ち込めば、一人が心配する。 一人に嬉しいことがあれば、二人で喜び祝う。 互いが相手を心配し、互いがかばい合う。 どんな時も互いが互いの味方。 そんな人が人生で何人作れるか。 それが人間の幸福を作る。 そして健康を支える。 その礎となるのは、もちろんコミュニケーション能力。 愛しています、想っていますと毎日上手に伝える力。 私はこんな気持ちです、と伝える力。 今日はこんな経験をしたよ、と伝える力。 今日は浮かない顔だね、どうしたの? と相手のネガティブな気持ちを癒す力。 相手に怒っている気持ちを攻撃ではない方法で伝える力。 仲直りする力。 実はTALK&トークには、 あなたがその気になれば全てのコミュニケーション能力を 学ぶ材料を揃えています。 全て完璧に出来なくてもOK。 こんな時はこうするもの、と知っているだけでも いざという時に大変役に立ちます。 離婚せずにすみました。 彼女とケンカしても別れずに結婚できました。 友人が増えました。 仕事仲間と関係がギクシャクしていたのに、 前より信頼できる関係になれました。 不登校になった息子が立ち直ってくれました。 この30年間、そんなお言葉を生徒さんから たくさん頂きました。 コミュニケーション能力は一生の資格。 あなたを幸福に導き、不幸を遠ざける。 でもお金儲けや、仕事の資格を手にする努力はしても、 ゲームに時間を費やすことはしても、 人生を決める大事なコミュニケーション能力を 習得する努力をする人は稀です。 コミュニケーション能力を高めるために ぜひ一度、心を決めてレッスンにご参加下さいませ。

まとめ

人の幸福は、自分がありのままでいられる人間関係に恵まれているかどうかで決まる。 自分の気持ちを上手に伝える力。そして相手の気持ちをわかってあげる力。 この2つのコミュニケーション能力があれば、人との関係はとてもスムーズになる。

 

コミュニケーション能力はなぜ必要?

コミュニケーション能力はなぜ必要なのか。 ネットでもよく尋ねられている問いですね。 今回は私なりの解釈をお話ししてみましょう。 1つは情報伝達です。 これは主に仕事で求められるスキルです。 報告、プレゼン、説明といった 必要な情報を正しく伝える技術のこと。 もう1つが、 互いの不安を癒すもの、と言うのが私の持論です。 私たちは集団で生きる存在。 他人からの愛情や承認がないと生きては行けません。 だから「愛してない」とか「認めてない」 と言うメッセージに出会うと不安になり悲しくなります。 みんなそんな不安を抱えているから、 それを癒すためにコミュニケーションをするのです。 「こんにちは」って明るく言うのも、 誰もが持つ拒絶に対する不安を癒すため。 話を聞く時に「そうなの!」「うわー!」なんて言うのも、 ひとつの受容。 よく会社で上司から 「お前はコミュニケーション能力がない」と言われて 大弱りで相談に来られる方がいますが、 その大部分が反応の悪い人です。 上司の言葉に、無表情で「はい」としか言ってないから 上司は不安になったわけですね。 妻から「あなた、私の話を聞いている?!」と怒られる ダンナさんもやはり反応の悪さが原因。 「あなたはコミュニケーション能力がない」 と言う言葉の裏には 「あなたは私を不安にさせる」と言う意味が 隠されているのです。 反応が鈍い人と言うのは、 自分の感情に鈍感と言う特徴があるので、 他人の気持ちにも、どうしても鈍感になってしまいます。 これが原因で職場や家庭にいる人に ストレスを与えてしまうと言うわけです。 相手の気持ちに目を向ける。 いい反応が出来るようになる。 コミュニケーション能力に興味がない人には 何の意味もないように見えるこのふたつの力が、 私たちの社会を安定させる土台になっているのです。 TALK&トークではもちろん いい反応をマスターするレッスンを開講しています。 このコミュニケーション能力は 反復練習によって身に付きます。 ぜひ豊かなコミュニケーション能力を 身に付けにお出でになって下さいませ。

まとめ

「あなたにはコミュニケーション能力がない」と言われたら、それは説明力か共感力のどちらかを指していると思ってよい。 とくに反応が悪い人は、相手をとても不安にさせている。 このコミュニケーション能力は人を幸せにするので、ぜひ目を向けて頂きたい。

 

人とすぐに仲良くなれるコミュニケーション能力

さっき会ったばかりなのに、 もう何年も付き合っている友達みたいになれる人、 いますよね。 これは大変なコミュニケーション能力と言えるでしょう。 秘密はオープンな気持ちにあります。 「おうちはどちら?」と聞かれて、 「蒲生四丁目です」といきなり全力でオープンな方を 見かけたことがありますが、 一瞬で好感を持ってしまいました。 一瞬で好感を感じさせるなんて、 まさに優れたコミュニケーション能力の持ち主。 現代人にここまでオープンになれと言うのは むずかしいかもしれません。 でも他人との結びつきを大事に考える人ならば、 自分をオープンにする勇気を持ってみませんか。 そこはどうしてもダメと言う部分は オープンにする必要はありません。 でも、自分でも理由はわからないけど、 他人に隠している所ならどうでしょうか。 仕事、住まい、家族、子供のころ、異性、成績・・・。 話せる部分が広ければ広いほど、 つながりを持てる人も多くなります。 そして話せる部分が広がれば、会話も広がります。 もちろんコミュニケーション能力だって どんどん高まります。 もしコミュニケーション能力を高めたいのならば、 自分がオープンになれる領域を広げてみませんか。 またオープンに見せる方法も、ぜひマスターして頂きたい。 オープンのお勧めを受けて、 いきなり10歳の時に母に捨てられた話を始めた女性がいましたが、 やはりその場は凍り付きました。 オープンって言っても小さなことでいいのです。 質問に答えながら、あと1つ何かお話の取っ掛かりを作ります。 「どこにお住まいですか?」と聞かれたら、 「練馬です。自転車で5分行くと埼玉ですけど」 「お仕事は?」と聞かれたら、 「経理なんですけど、今はお局様よりAIが恐いです」 「趣味は?」と聞かれたら、 「ヨガやっているんですけど、体かたいですよ」 プラス1情報で相手はイメージがふくらみますし、 なんと言っても「お話しましょう」と言う意思表示になりますね。 現代は自分を隠す社会。 みんなその理由にも気づかずに、 そんなものだからと思い込んで、自分を隠します。 これではコミュニケーション能力は低くなるばかり。 中には、夫や妻にも自分をオープンにしない人もいるほど。 でも自分を隠せば、行きつく先は孤独。 今は若いから気にならないでしょうが、孤独は高血圧や喫煙より 病の原因になると言う研究結果も出ています。 コミュニケーション能力は健康にも大きく影響するのです。 人と温かい関係を作りたいのなら、 自分を上手にオープンにする勇気が必要です。 最初から全開で行く必要はありません。 少しずつ試しながらでけっこうです。 1つオープンに出来れば、一人友達が出来る。 そんな豊かなコミュニケーション能力の体験を ぜひして頂きたいです。 TALK&トークでは、気持からエピソードを作るレッスンも用意されています。 自分の気持ちを上手に語れる人になれば ストレスも半減。 コミュニケーション能力も当然高まって、 とても朗らかになれますよ。

まとめ

自分をオープンにできる範囲が広がれば、その分だけ仲良くなれる人の層が広がります。 どうしても言いたくない分野は仕方がないとして、言ってもいいのに口にしていない分野(「家族」「恋愛」「子供時代」「暮らしている地域」etc)があれば、積極的に開放して行こう。 自分をオープンにするコミュニケーション能力は、人付き合い、健康、幸福に大いに関係があります。

 

小さな愚痴を上手に聞ける人は、心が豊かで温かい

コミュニケーション能力が高いと自賛する人は多い。 でも、他人の愚痴をうまく聞くことを 大事に思う人は少ない。 人はなぜ愚痴を言うか。 それは気持ちを言葉にして吐き出すことで、 心のお掃除が出来るから。 「仕事嫌になっちゃう」と愚痴で発散すると、 それが頑張ろうと言うエネルギーに変わるからです。 だから「仕事嫌になっちゃう」と言う人に、 「どうしたの?」と 話を聞いてくれる人の存在がどれほど有難いか。 実は他人の愚痴にうまく対応できる人は、 ずいぶん高いコミュニケーション能力の 持ち主と言える。 目には見えない事なので、 そこに価値を置ける人は少ないのですが、 実は大変なコミュニケーション能力を 必要とする行為なのです。 まさに聞く力の真骨頂! 愚痴を言わず我慢して耐えている人は、 いつかその嫌な気持ちが爆発して、心を壊しちゃう。 さらにこの抑圧された気持ちを わかってくれる人のいない悲しさったら ありゃしない。 「仕事嫌になっちゃう」と言った時、 「みんな我慢しているよ。私なんてね」と 聞き手に自分の話にされてしまうと、 辛い気持ちの行き場がなくなる。 こういう対応をする人ほど、 自分はコミュニケーション能力があると 言いがちなので困る。 あなたは「自分の話をすることがコミュニケーション能力だ」 と思い違いをしていると、 声を大にして教えてさしあげたい。 小さな愚痴を受け止める力を持つ人は、 どんな人からも必要とされるもの。 誰もが辛い気持ちを我慢しつつ 暮らしているのですから。 友人に一人でもこんな人がいたら、嬉しくて頼ってしまう。 異性にこんな人がいたら、もう離れられない。 夫や妻がこの力を持てば、夫婦円満で健康な暮らし。 親にこの力があれば子は育つ。 上司にこの力があれば部下は辞めない。 もちろん自分もネガティブな気持ちを ないことにしていてはいけません。 おかしなポジティブを装わないことです。 人間にはポジティブな気持ちも、 ネガティブな気持ちも両方揃っているのが当たり前。 自分の気持と上手に付き合えたら、身も心も健康で、 他人とも温かく付き合うことが出来ます。 小さな愚痴をうまく聞く力は 大事な人と幸せに暮らす温かな力そのものです。 このむずかしいコミュニケーション力も TALK&トークのレッスンで習得が可能です。 他人の小さな愚痴を聞けると、 なぜか自分の心も温かくなるから不思議ですね。

まとめ

相手が小さな愚痴を始めたら、解決する方向ではなく、相手がその気持ちを吐き出せるように対応する。 困っているなら「それは困るね」と共感し、嫌な気分なら「嫌になるね」と受け止める。 ネガティブな気持ちは、言葉で吐き出し、それを他人が受け止めてくれることでエネルギーが発散され、小さくなっていくものなのです。 愚痴を受け止める力は、本当に素晴らしいコミュニケーション能力です。

 

知らない話になっても話が出来る人 これぞコミュニケーション能力の豊かな人

社会人になると、年代、性別、出身地、国籍、 そして趣味も好みも何もかも違う人とお話をしなければなりません。 ここで知らない話にも柔軟に対応できるのが、 コミュニケーション能力の高い人。 おじいちゃんに会うと戦争の話をします。 おじさんはゴルフの話をします。 同性だって、自分がしたことのないスポーツ、 例えばホットヨガの話をします。 既婚者と話せば子育ての苦労話。 ニューヨークで暮らした話をする人もいるでしょう。 その全ての知識、経験を持つことは不可能です。 そんな中でも、互いに会話を楽しむスキルが必要となります。 でも、自分が経験したことのない世界を 会話で体験出来るなんて、素敵なことですよね。 さて、コミュニケーション能力が高い人は、 その話を本当に体験させてもらうんです。 例えば、ヨーロッパのサッカーリーグにはまっている と言う人の話を聞く時。 話の焦点をヨーロッパのサッカーリーグに当てると 話はもうちんぷんかんぷん。 全くついていけません。 「アザールって誰?」そんな感じになります。 コミュニケーション能力の高い人は、 ここで相手の人そのものに焦点を当てて話します。 あなたはヨーロッパのサッカーを見る時は、 どんなふうにしているの? どんな気持ちになるの? 周りの人はどう思っているの? それを相手の人になりきって想像してみます。 これはTALK&トークのレッスンを一カ月以上受けた人が チャレンジするものだから、 コミュニケーション能力レベルも高くて 初心者の方にはちょっとむずかしいかも。 雰囲気だけでも味わって頂けたらと思います。 具体的な質問にするとこうなります。 「サッカー見る時は、ひとりで?それとも家族と?」 「エキサイトする?」 「サッカー見た後は、すぐに眠れるものなの?」 「そんなあなたを家族はどんな目で見ているの?」 「日本のサッカーはどんな目で見ているの?」 主人公はサッカーではなく、相手の人。 相手も自分の話、自分のドラマを聞いてもらえた方が 楽しいに決まっています。 そして相手の人のドラマを通じて、知らない世界の話を知る。 だからこそイメージも湧くし、感情移入出来る。 こうして自分の世界も広がって行き、 それが自分を魅力的にしてくれる。 このコミュニケーション能力、 むずかしくはありますが、その身に備えられたら、 生きて行く上で素晴らしい資格になること、請け合いです。 TALK&トークではこんな素晴らしい コミュニケーション能力スキルまでが マスターできます。 自分の領域が広がれば、他人を包み込む懐が広くなり、 人間性まで豊かにしてくれます。

まとめ

知らない話になったら、その話題そのものではなく、お話の中心に相手を置いて想像してみよう。 あなたはそれをする時に、見る時に、どんな人? 何をする? 何を話す?何を思う? すると話は相手の人を中心とした話になるので、想像しやすくなり、会話を楽しめる。 これは相当高いコミュニケーション能力を必要とします。 自分のコミュニケーション能力を鍛えるために、時々チャレンジしてみましょう。

 

コミュニケーション能力が高い人は 面白みのある人

口下手な方はユーモアに憧れるようです。 皆を笑わせて瞬時に人の心をつかめるのですから、当然ですね。 でもユーモアって、様々なコミュニケーション能力の集合ワザ。 一朝一夕で身に付くものではありません。 そこで私は面白みのある人を目指してみては いかがかと思うのです。 特別なことを言うわけではないのに、 その人がいると皆がにこやかになり、 なぜか魅かれてしまう。 そんな人って、実はコミュニケーション能力の 高い人なのです。 実際に合コンで彼氏彼女を見つけることが出来る人って、 一発芸で笑いを取る人よりも、 そこはかとない面白みを発揮する人なんですよね。 面白み・・・私はそれを、 小さな感情をうまく表現できる人だと感じています。 例えば。
  • ・美容室で、藤村なのに「藤原さん」と呼ばれて、気が弱いので「藤村です」って言えなかった。
  • ・ゴルフでここ一番という場面になると必ず「ミスするかも」と思い、その通りにミスする。
  • ・売店でおつりが百円多いことに気づいたが、知らないふりでお店から遠ざかる時に、つい走った。
  • ・部屋は何畳?と聞かれると、8畳なのに8.5畳と言い、駅から何分?と聞かれると15分なのに13分と言ってしまう。

 

こんな話をしてくれる人はやはり人気者です。 密かなコミュニケーション能力の持ち主です。 コツは自分の至らなさを上手に表現すること。 気が弱い、小さい人間、ネガティブ、見栄っ張り・・・ 誰もがそんな自分を抱えています。 だからこそ、そこをうまく表現してくれると、 「自分も至らなくていいんだ」と他人は安心します。 これこそがコミュニケーション能力と言うもの。 人は優れた人と一緒にいるよりも ほっと出来る人とともにいたいからです。 そしてもう1つ。 人は自分の気持ちに触れたいと言う願いを持っています。 誰かが小さな気持ちを表現してくれたら、 「あっ!自分にもそんな気持ちがあるな」と気づくのです。 だから小さな気持ちをエピソードで表現出来る人は 誰からも愛されます。 「〇〇さんといると、ほっとする」 そんな言葉をもらえる人は もう温かな存在。 この人を豊かなコミュニケーション能力の 持ち主と呼ばずして何と言いましょうや。 ぜひそんな人を目指してみませんか? TALK&トークのレッスンには、そんなプログラムまで用意されています。

まとめ

人からモテたい、また会いたいと言われる人になりたい、と願うなら、自分の小さな感情に敏感になること。 小さなウソ、驚き、おかしさ、不思議な興味、ショック、そんな気持ちになった話ができるようになると、とたんに他人から興味を持ってもらえる。 コミュニケーション能力は気持ちに敏感になることで培われます。

 

コミュニケーション能力に欠かせない会話の反射神経

「秋の服、もう見に行った?」 誰かにそう聞かれた時、 「まだ行ってなくて」しか言えない。 その先が出て来ない。 何か言わなきゃ、と思って 「来週あたりに行こうかと思ってる」 と続けるくらいが精一杯。 すぐに気の利いた話が出て来ない。 コミュニケーション能力がほしいと願っている多くの人が この悩みを口にします。 これを私たちは会話の瞬発力と呼んでいます。 反射神経とも言えるこの力、 コミュニケーション能力向上には必須です。 私たちはコミュニケーションのコツを 映像にありと発見しました。 言葉を探さずに、1つのキーワードから いくつも関連する映像を探す。 1つの言葉を聞いて、映像を浮かべながら思いをたどります。 秋の服・・・ 色目、デザイン、ショップ、店員さん、、、 ここから、迷う、決断、相談 などへと想像が気持ちへと映像が向かったら大成功。 もう話題には事欠きません。 「私、お買い物すると迷いがちで」 「決断力ないの」 「母親に相談するんだけど、古くさいのしか勧めて来ない」 ここにはドラマ、お話のタネが たくさん落ちていることがわかるでしょうか。 (誰もがしていそうなこと、これをドラマと呼びます) このコミュニケーション能力を高める練習は 一人でも出来ますので、どうぞお試し下さい。 「旅行」と言われたら、どんなキーワードが浮かぶか。 出来れば映像で思い出す。 ホテル、飛行機、食事と自然なものから浮かべて、 「準備」とか「待ち合わせ」などが 浮かぶようになれば大成功。 そこにはいい話がいっぱい埋まっていますよ。 「準備には時間がかかる方?」 「待ち合わせには早く行く人?」 話に広がりが出そうなことが伝わりましたか? すぐにうまくなれなくても、地道に続ければ、 瞬発力が上がることに気づけるでしょう。 いい話を瞬時に浮かべて、湧き出て、あふれさせるコツ。 それを身に付けるのがTALK&トークのレッスンです。 私たちは30年の年月をかけて、 会話があふれ出す秘訣を見つけ出しました。

まとめ

会話に困ったらいい話をひねり出そうとしないで、頭の中で映像をたどるように1つ1つ思い出してみよう。 すると意外なほど楽にいい話題を思いつく。 コミュニケーション能力は映像から生まれると覚えて下さい。

 

就活対策!面接で緊張をほぐす方法と効果的な逆質問

プレジデント2018年10.29号で取材を受けました。 テーマは「面接」 「面接官が感動する鉄板ネタ」として 面接にどんなエピソードを用意しておくといいのか、 その情報はどうやって手にするのか等を紙面でお伝えしています。 就職のみならず、転職・子供の受験・定年後etc 人から合否判断を受ける面接というのは 誰にとっても何歳になってもプレッシャー。 今回は、紙面でお伝えした内容をご紹介すると共に さらに具体的なお話も補足でお伝えいたしましょう。

面接本番もこれで大丈夫!誰でもできる緊張対策

面接当日がやってきました。いよいよ本番です。 面接を受けるなど、人生でそうはないもの。 しかも他人の審査を受けて内定か不合格の評価を受けるわけで、 わずか数十分で人生を左右する結果が下されるのですから、 緊張するなと言うほうが無理なもの。 ここで緊張をほぐすおまじないをお伝えしましょう。

 

「どうぞ私のいいところも、欠点も見て下さい」 こう心の中でつぶやきます。

 

そうして体を面接官に向け、 表情も体形も何もかもを見てもらいます。 すると顔つきは落ち着いたものになり、 全体的に自信ありげな雰囲気になるのです。 人は悪い評価を恐れると、うつむき加減になり、 体は委縮し、暗い表情になるもの。 これが悪い評価につながってしまうのです。 欠点などいくら隠しても隠しきれるものではありません。 どうせ見られるなら、あなたの長所も短所も堂々と見せてあげましょう。 しっかり面接官の顔を見て、 力を抜いて彼の人に自分の全部を見てもらいます。 すると不思議に緊張もほぐれるはずです。 自然体。 これこそが面接に通る王道と私は考えます。

面接官が感動する志望動機

難しいのが志望動機です。 本音を言えば、家から近くて給料もまずまず。 福利厚生が手厚くて、仕事もついていけそう。 志望動機なんてそんなものが多いはず。 でもまさか本当のことは言えません。 そこでお勧めしたいのが、 志望する企業を詳しく勉強すること。 四季報や日経新聞は当然として、 あまり皆さんが関心を持たない業界新聞。 ニッチな産業にも、業界を知ることができる新聞があるのです。 ここには業界人しか知ることの出来ない 面白い話が載っています。 さらに、その会社に勤める人と話ができれば最高です。 無理なら同業他社の人から、自分が目指す企業の話を聞く。 これが意外といいニュース源となるんです。 「同業他社の〇〇社に勤める方も、こちら様は大変活気のあるチャレンジ精神旺盛な企業であるとおっしゃっていました」 なんて同業他社の人からのほめ言葉を聞かされて 嫌な気持ちになる面接官などいません。 よく研究しているな、と感じてもらえるでしょう。 もうひとつおすすめしたいのが、 志望する企業を事前に見に行くこと。 セキュリティが許されている範囲内で、 会社内に入らせてもらいましょう。 あくまでもご迷惑にならない範囲でですよ。 会社内に入ると、会社から出て来る社員の表情、 聞こえて来る会話、服装、立居振舞などから 企業の社風が伝わって来ます。 「一度、会社の外から本社を見学させて頂きました。 御社の社員さまの言葉遣い、身だしなみ、振舞いなど、どれも一流で洗練されておりました。 これは御社の企業風土が高い理想を持って作られているからだと感じました」 こんなふうに言えたら、面接官の気持ちもあなたに傾くはず。 もちろんあなたが本当に感じたことを言わねば、 伝わりませんが。 志望動機の根幹は、 あなたがどれほどその企業に興味を持ち 本気で勤めたいと思っているかが面接官に伝わること。 それを伝えるために、
1:その業界専門の新聞に目を通すこと
2:実際にその会社に勤める人(または同業他社の人)から話を聞くこと
3:その会社に足を運んでみること
この3点を徹底してみてください。 そこに、あなたの思いを伝える志望動機・エピソードが 隠されているはずです。

好感を持たれる逆質問とは?

「最後に何かご質問は?」 面接ではよくある光景です。 せっかくの機会ですから、 自分の実になる質問をして、 自分が入社を決める決定打となる話を 引き出したいものです。

 

コツは、面接官個人に質問をすること。

 

「新入社員時代に、働くことに関して衝撃を受けた出来事は何ですか?」 「この会社を一番誇りに感じているところはどんなところでしょうか?」 その会社・企業に対する質問ではなく、 その企業に対して感じていることを面接官個人から教えてもらうという スタンスを大事にしてみてください。 面接官個人に対する質問は、 あなたがどれほどその企業に関心を持っているかという 熱意を伝えることにもなります。 そして、これは余談ですが。 もしもあなたに勇気があって面接官ともかなりうちとけた雰囲気ならば 「面接官の〇〇さんがもう一度学生に戻ったら、この会社に入りますか?  もしお入りになるならその理由をお聞かせ頂けますでしょうか」 なんていうのも面白い質問ではあります。 本音で話せる間柄になっているのなら、 こういった突っ込んだ質問が活きることもあります。 使用するかどうか判断はお任せしますが、 結果に責任は持てませんのであしからず。。。

結局、コミュニケーション能力が試されている

面接官から見れば、 面接とは、共に働く同僚を探す作業です。

 

共に働くのなら共に働きやすい人を採用するでしょう。 嫌な気持ちになる人を採るわけがありません。 面接では「何を答えるか」に目が行きがちですが、 実は、どう振舞うか、どう受け答えをするかも見られています。 面接官が問いかけます。 その時じっと無表情で聞いているだけの人は コミュニケーション能力のない人と 受け取られがちです。 ここで冒頭の 「どうぞ私の長所も短所も見て下さい」 という心の声が効力を発揮します。 おだやかな正直な気持ちでいると、 面接官にもあたたかなアイコンタクトを送ることができます。 面接官が少し言葉を止めたときにも ただじっと固まっているのではなく、 「はい」「ええ」と丁寧な相づちも打てるはず。 こういった形で、面接とはいえ、 「面接官と会話している」という雰囲気を作り出せると なんだか話しやすい人だな、 という印象を与えることができます。 面接の質問では、ちょっと意地悪なことを 聞かれることもあるでしょう。 例えば、あなたは営業職を希望しているけれど これまでに営業経験はないといった場合。 「〇〇さんは、営業のご経験はないようですが?」 と問われて、 「営業の経験は未知数ですが、私自身が考えているのは…」 と固い表情でいきなり答え始める人は コミュニケーション能力に疑問を持たれます。 ただ反論をしているかのように映ってしまい、 これが実は悪い印象を残してしまいます。 「〇〇さんは、営業のご経験はないようですが?」 と問われたときには、 「はい、ご指摘の通りです」 とおだやかに問いを受け止めることが最も大事。 このおだやかさが、 豊かな共感力を感じさせます。 相手が不安に感じているところを真摯に受け止め、 「ご心配はごもっともです」 と伝えた上で、自分の思いを主張する。 同じことを主張するにも、 話し方そのものや共感力のあるなしで 好感度が大きく変わるのです。 面接で緊張しすぎてしまう人は、 スムーズに受け答えできることや 暗記してきたことをスルスルと話せることに 重きを置いてきたのかもしれません。 ですが面接官は、この分野なら自分の独壇場とばかりに 流暢に話してくれることを望んではいません。 これから就活を控えている人、面接を受ける人は、 こんなところに採用ポイントがあることを ぜひ知っておいてください。 そして、質問に対する答えを用意すると同時に、 コミュニケーション能力を根本から 見直してみることをお勧めいたします。

就活対策!面接本番を突破するための秘訣 まとめ

  1. 自分の長所も短所も見てもらおう、正直な気持ちで臨むこと。
  2. 行動をともなった志望動機が面接官の胸をうつ。
  3. 逆質問は面接官個人に対して。
  4. 結局、何を答えるかよりも、どう答えるか。

 

スピーチ、プレゼンが苦手な人の特徴と上手くなるコツ

A子さんはとある司法書士事務所の社員。 ある日、所長に呼び出された彼女は、恐れていた使命を受ける。 「A子さん、こんどの老人ホームでのプレゼン、あなたがやってよ。あなたスピーチの才能あるでしょう」 「えっ!私、スピーチ苦手ですよ」 「まあ、何でも経験だ。やってみてくれ」 彼女の事務所は、いま成年後見の啓発セミナーを様々な施設で行っている。 これまでは所長やベテランの所員が担当して来たが、ついにそのお役目がA子さんに回って来たようだ。 「私にプレゼン役なんかを押し付けて、うちの事務所の信用がなくなってもわたしゃ知らないよ」そう愚痴をこぼすA子さんであった。 何しろ人前で話すことなんて、高校の時の生徒会以来だし。あの時のスピーチだって、しどろもどろだったんだから。

3分間の朝礼スピーチでも悩みのタネに

さて。 A子さんと同じような経験をお持ちの方も多いかもしれません。
スピーチは苦手だから事務職を選んだのに、突然の部署異動でプレゼンの役目がまわってきた。
人前で話すことは本当に苦手で逃げ続けてきたけど、勤続年数も長くなって避けられなくなってきた。
たった3分程度の朝礼スピーチが憂鬱すぎて、夜も眠れない。
など、責任感が強くて真面目な人ほどスピーチに戸惑わされているようです。 人前でのスピーチ。 しかも何らかの成果を持ち帰らなければならないという重責は、ビジネスパーソンの胃の粘膜を痛めつけます。太田胃酸が売れ続ける理由がわかるというもの。 でももし、スピーチに簡単なコツがあったらどうでしょうか。しかも準備に30分もあればいいだなんて。

ついやってしまう失敗スピーチ

スピーチの失敗は誰だって避けたい。失敗したくないと思っているのに、私たちがついやってしまうことがあります。 それは、自分が知っている物事を時系列で順番に並べてしまうこと。

A子さんの場合

  • 自分たち司法書士についての紹介
  • 日本の高齢化について
  • 認知症についての理解
  • 認知症とその家族について
  • 家族が担う役割の変化
  • 成年後見制度の成り立ち
  • 後見人に必要な法律知識etc
  …A子さんには言いたいことがありすぎてとても時間内におさまりそうにありません。 いったい何が言いたいのか自分でもわからなくなってしまいました。 「とにかく全部言おうとする」 実は、スピーチの失敗はここにあります。 スピーカーとしては、 「言いたいことは全部言ったよ」 「隅々まで細かく補足もしたよ」 「ついでに言ったほうが良さそうなことも、もれなく言ったよ」 と、伝えきった気持ちになりがち。 これこそが聞き手を苦しめているということに気付かなければなりません。 専門家が専門的なありとあらゆる情報を次々と送り込んできたら、それは聞き手にとってはなかなかの地獄です。 「全部言ったから後はあなたがうまく処理して理解してね。よろしく」 そんなふうに聞き手には聞こえているのです。それでは人の心を動かすことができないのもうなずけますよね。 「いろいろ言っていたけど、結局この人は何が言いたかったのだろう」 聞き手にそう思わせたらそのスピーチは失敗だったということになります。 さあ、これからあなたのスピーチを変えていきましょう。 たった3つの柱をはっきりさせるだけで、素晴らしい原稿が完成します。

失敗しない!スピーチの成功を決める3つの柱の立て方

ではスピーチやプレゼンの原稿を作る際のコツをお伝えしていきます。

スピーチの成功を決める3つの柱とは

  1. 誰に向けて話すのか決める
  2. 何を伝えるのかを決める
  3. 相手に何をしてほしいのか明確にする
  「誰に」「何を」「どうしろ」と覚えてください。 この3つを明確にできれば、もうスピーチは成功したも同然です。 素晴らしい原稿が手元にある! そう確信できれば緊張だって小さくなるというものです。 さあ、一緒に原稿を作り上げていきましょう。

1:誰に向けて話すのか決める

誰に向けて話すって、その場にいる人でしょ? そう思われたかもしれません。 ここをもっと具体的に考えてみることがスピーチを成功させる秘訣になります。 例えば、取引先に自社商品を売り込む場合。 その場に集まっているのは、
  • 社長
  • 取締役
  • 担当責任者
  • その部下
  • 秘書
  • 新入社員
  もっと他にも集まっているかもしれません。 その中で、最も重要と思われる人物、その人に目がけて話をすると決めます。 それは社長かもしれないし、担当責任者のほうかもしれません。 決定権を持っているのは誰なのか、事前にどの人がキーパーソンかを調べておく必要があります。 社長に訴えるなら、 「この製品を導入することで会社の業績が飛躍する」 と伝えるのがベストかもしれませんし、 担当責任者に訴えるなら、 「この製品を導入することで効率が良くなる」 と伝えたほうが良いかもしれません。 「誰に」向けて話をするのかによって、スピーチの内容自体が全く違うものになってきます。 あなたのプレゼンは、その場に集まっている「誰に」向けて話さなければならないのかぜひ考えてみてください。 A子さんのプレゼン会場には、もちろんお年寄りが多く集まります。そこで細分化をしてみることにしました。
  • ご家族と同居中のお年寄り
  • お一人暮らしのお年寄り
  • 身寄りのないお年寄り
  • 成年後見制度に知識のないお年寄り
  • 成年後見制度に興味のあるお年寄り
  • 自分の親を介護しているお年寄り
  たくさんありそうでしたが、その中でA子さんは、 「まだ成年後見制度に知識がないお年寄り」 を対象にしよう、と決めることができました。

2:何を伝えるのかを決める

あなたはそのスピーチでいったい何を伝えるのか、ひとことで言えますか? 意外にも私たちは、何を伝えなければならないのかをわかっていないまま話し始めていることが多いんです。 すると話は 「これも伝えなきゃ」 「あれも言っておかなきゃ」 「そういえばこれも言ったほうが親切かも」 という按配になり、スピーチはブレまくる。
  • ライバル社との違い
  • どれほどの利益を御社に貢献できるか
  • 御社の3年後をいかに変える影響力を持つのか
  …どれも良さそうに聞こえるのですが、伝えるべきことは、たくさんあればいいと言うものではありません。 一番のコツは、相手の心を動かす ビッグキーワードを1つに絞ること。 ここで前述の「誰に」が生きてきます。 「誰に」つまりどの立場にいる人に訴えるかによって、胸を打つワードは違う。ということ。 あなたのプレゼンは「誰に」「何を」訴える必要があるのか決めていきましょう。 これが決まれば、そのスピーチやプレゼンは勝ったも同じです。 A子さんも迷いに迷いました。 「まだ成年後見制度に知識がないお年寄り」に伝えたいこともやっぱりたくさんあります。
  • 成年後見制度についての詳細、手続き方法
  • これまでの事例の紹介
  など様々に考えた結果、 「成年後見を決めておかないと、あなたに認知症などの症状が出た後、家族がほとほと困る」 ということを伝えようと決めました。 これはなかなか良いテーマが決まったのではないでしょうか。

3:相手に何をしてほしいのか明確にする

いよいよプレゼンも締めくくりです。 「この話を聞いた後で、あなたにはぜひこうしてほしいのです!」 このことを明確に意識して話す必要があります。 最終的にあなたにはこうして欲しい、こう動いてほしい、と伝え手である自分自身がわかっていなければ、人が動くはずがありません。 これもまた、わかっているようで自覚できていなかったというケースが多く、一流企業の部課長クラスの人でさえ、うまくつかみ取れていないこともあります。意外と難しいことなんです。 このプレゼンを聞いて、最終的には
  • 製品を今すぐ購入してほしいのか
  • お試しで導入してほしいのか
  • 関連部署に告知をしてほしいのか
  • メルマガを登録してほしいのか
  • 本を買ってほしいのかetc
  それをまた「全部だ」と思えば、話があちらこちらへ飛んでしまいます。 自分が伝えるべき物事を自分自身がはっきりさせれば、そのスピーチは一本筋の通ったものになり、聞き手は行動をおこしやすくなります。 聞き手が 「私に言われている」と感じ 「それはいい話だな」と感じ 「終わったらさっそくこれをしよう」と動く。 この流れが完成すれば、あなたのスピーチは大成功です。 A子さんの場合は、「本日セミナー終了後に、成年後見制度の無料個別相談会を開きます。今日だけ無料ですからぜひ受けて帰って下さい」ということを中心に伝えようと決めて、セミナーの中で各部分の締めにこのフレーズを散りばめました。 聞き手のお年寄りの耳にこの言葉が焼き付くよう心掛けたのです。 こうしてA子さんは無事に、成年後見制度を啓発するセミナーを終了。無料個別相談会にも所長を上回る率でお年寄りを集めて、所長の「わしの目に狂いはなかった」という言葉を引き出したのです。

スピーチのコツ まとめ

  1. その日出席する方々の中で、誰に照準を合わせるのか決める。
  2. その日、伝えるべきキーワードを決める。
  3. 話が終わった後で、出席者の方々にどう動いてほしいのか、明確にする。
 

関西テレビ『キメツケ』出演記念 部下と話ができない上司、3つの理由(1)

関西ローカルで人気の「キメツケ」という番組から取材を受け、 録画出演することになりました。 テーマは、部下とうまく話ができない上司が 増えているというもの。 これから全3回にわたって 部下と話ができない上司3つの理由を お届けしてまいります。 まず第1回目。ひとつめの理由はコチラ。

部下を見ていないから話ができない

上司だって仕事上の話はできるのですが、 お酒の席で部下と話をするのがむずかしいと言う人が増えているようです。 意外なことに部下は、酒の席で 仕事の話がしたいと思っている様子。 酒席ではプライベートなことを聞きたがる上司との間に ギャップがあるようです。 仕事の話というと、上司はどうしても 成功談、自慢話をしがちです。 これがどうにもウザイ。 だいたい上司の成功談は、 会社が昇り調子の時とか、 景気がいい時であったとか、 部下にしてみれば参考にならない話が多いもの。

 

部下が上司と話したいのは、 部下自身の成功談であることが多いのです。

 

それは成功とまではいかなくても、 自分がその仕事にどのように取り組んでいるか、 どんな工夫をしているか、 どんな発見、どんな成長があったか、 という話を聞いてほしいのです。 つまり「オレの話を聞いてよ」って言うこと。

日頃から部下を見ていることが大事

さあ、部下から仕事の話をしてもらうために 必要なことをお伝えしましょう。それは、

 

日ごろから部下をよく見ておかねばならない

 

ということ。 見ているから話ができるのです。 例えば大きな契約が取れそうな案件があった部下。 それが直前でキャンセル。 「何で取れなかったんだ」と上司は聞きますが、 それ以降に関しては全く無関心な人が多いもの。 キャンセルして来た取引先と、 その後どのような付き合いをしているのか。 間際でのキャンセルからどのようなことを学んだのか。 気持ちをどのように切り替えたのか。 そんなところに関心を持っていれば、 酒の席で話ができるはずなのです。 「あの案件、残念だったよね。 あれから仕事の仕方は何か変わったりした?」 そんな話の向け方を部下は待っているのでしょう。 上司の仕事は部下をよく見ること。 これが私の持論です。

小さな成長を見逃さないのがいい上司

これは私が顧問を務める不動産開発会社の、とある社員のお話。 彼は入社以来一年間、全く成績を残せずにいました。 社長からも「今のあなたには、今の給与では高すぎる」 と言われたりもして、甚だ居心地の悪い思いをして来たのです。 私の仕事は、そんな社員を一人前に育て上げることなのですが、 実は彼が少しずつ成長してきているのを、 肌で感じていました。 「一年前と比べて、仕事ぶりに変化が出たところは?」 と聞きますと、 「取引先から打診があった不動産も、 条件が合わなくて買えないことが多いです。 そのときに、買えなかった理由を具体的に5つ以上あげて 取引先に伝えることを行っています。 そのほうが今後につながるかなと思いまして」 との答え。 以前は「今回は残念ながら」としか伝えていなかったようです。 「それはいいね。成長していることが伝わって来るね」 と私が伝えた時の、彼のうれしそうな顔。 彼がついに成果を出したのは、それから数週間後のこと。 会社に一億円以上の利益をもたらすファインプレーでした。 そして次の契約が成るまでに2週間とかかりませんでした。 まさかの連続ホームラン。 社長からも「〇〇君、本当にありがとう。賞与を楽しみにしておいて」 と感謝されたようです。 こんな話ができるのなら、部下は上司と飲みに行くのが 楽しみになるでしょう。 上司は、まずふだんから部下をよく見ておくこと。 そして自慢話をさせてあげること。 こういうことに目をやってみて下さい。 部下と話ができない上司3つの理由、 あと2つをお楽しみに。