人と話すことが思いつかない人! 楽に解決できます
誰かと会った時に、「いったい何を話せばいいの」「話すことなんかない」とお困りのみなさま。
または話の内容が情報やうんちくばかりで、人と親しみが湧かない方も。
こんなイメージを持ってみませんか。きっと楽しい会話がはじまります。
TALK&トークの話し方、コミュニケーションのスキルを一部公開しましょう。
「この人にも暮らしの中に小さな出来事があるのだろう」と想像してみます
「誰かと会った時に、この人にも暮らしの中に小さな出来事があるのだろう」と想像してみましょう。(出来事=物語、と呼んでいます)
誰かと会った時、お相手を見て、ただ外から見える生身の身体しか見えていない人は多いでしょう。
すると話すことがなかなか思いつかないものです。
お話が上手な人は同じ場面で、お相手の中に様々な物語り(生活の中の小さな出来事)
があるのだろうなと想像をします。それは本当に小さな物語でかまいません。
誰にも朝が来ます。布団から起きて、顔を洗って歯を磨き、朝ご飯を食べて、
平日は職場に向かいます。もちろん人によって、多少の違いはありますが、人間ならば大きな違いはありません。
夏は暑いです。そして冬は寒い。
秋は涼しくて、春は温かい。
朝は眠くて、夜も眠い。
体調のいい日もあれば、悪い日もある。
機嫌だっていい日もあるし、悪い日もある。
美味しいものを食べたら幸せで、お腹がへったら元気がなくなる。
月曜日は憂鬱で、金曜日はうれしい。
苦手なタイプがいて、好きなタイプがいる。
そんなイメージを浮かべて、この人にはどんな物語り(暮らしの中の出来事)があるのかな
と想像出来たら、もう会話は自然にスタートします。
たとえば、どこかで待ち合わせをした人と話す時には、
「この場所に来るまでにも、いろんなことがあったのだろうな」と想像します。
すると「今日は電車が混んでいたでしょう」とか、「駅の中が新しくなって、迷いませんでしたか?」
などと会話を自然になめらかにはじめることができます。
この小さな物語の中から、
お互いの人柄、ものごとの感じ方、暮らしぶり、人間関係などが伝わり合って、
そこから親しみが生まれます。
情報やうんちくの話では、お互いのことがわかりませんので、親しみは湧かないのです。
「オリンピックごとの、日本の金メダル数」
なんていう話をしても親しみは湧かないことがおわかりになるでしょう。
自分の物語りを見つけると、他人の暮らしを想像しやすくなる
相手の物語を見つけるために最初に頑張ってほしいのが、自分の物語を見つけることです。
自分にあることは他人にもあると考えてかまいません。
もし違いがあったとしても、楽しい発見になるものです。
あなたの暮らしの中にも、日々出来事は起こっています。
たとえばエレベーターホールに行くと、2基あるエレベーターが同時に上に上がって行くタイミングだった。
そんな経験、誰にでもあるはず。
あなたはその時、こう思ったでしょう。
「チェッ、ついてないぜ」って。
これが出来事に出会った瞬間です。これがあなたの物語。
それを話題だと感じる感性が、今まで足りなかったのです。
それをお話しする相手がいない? それも問題ですね。
でも、そういうことをふだんから誰かにお話ししていたら、あなたの話を聞く人はもっといたはず。
だって、そういう話って相手にも経験があるから、話がはずみやすいのですから。
「いまエレベーターに乗ろうとしたら、2基とも上に上がったばかりで、しかも2つとも最上階まで行ったんだ」
「そりゃついてなかったね。やるせないよね、そんな時」
「そうなんだよ。降りて来る時も、いつもより止まる階が多い気がしてイライラしたよ」
「降りて来る人をなぜかにらみつけてしまうよね」
こんな小さなことを話題にして、そこに共感が生まれ、私たちは関係を縮めて親しくなります。
今日からでかまいません。小さな物語が見つかったら、誰かに話をしてみましょう。
この話をしますと「こんな小さな話なんか、誰も聞いてはくれないって思ってました」と、言う方がけっこういます。
実は、小さな話だからこそ共感しやすいところも多く、
また小さいからこそまだ話題になっていない新鮮な話であることが多いのです。
TALK&トークには、「自分の小さな物語りを見つける秘訣」がそろっています。
小さなことなのに、人付き合いが広くなり、毎日が楽しくなる
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