部下が説明下手で何を言っているのかわからない時の解決法

部下が説明下手で何を言っているのかわからない時の解決法

先日、大手企業の部長という方からご相談を受けました。
「部下が極度の説明下手で、いつも理解するのにひと苦労です。
何かいい対処法はないでしょうか?」

何でもこの部下の言うことを理解するのに、十分ぐらいの時間を要することや、事実と違う情報を伝えられたりすることがあり、けっこう問題になっているそうです。

説明下手は頭の中でパニックを起こしています

さて、説明下手な方の頭の中を探ってみましょう。
彼(彼女)の頭の中には様々な情報がグルグルと高速で飛び回っています。
ゆっくりした速度なら、捕まえることもできますが、頭の中の情報は捕まえるのが困難な程早いのです。

また1つを捕まえたとしても、他の情報とのつながりがよくわからないので、何から話すべきかよくわかりません。
仕方なくとりあえず浮かんだ情報から話しはじめてしまいます。

さらに自分は説明下手だという自覚と不安。
上司から悪い評価を受けたくないという恐れ。

この2つが相まって、彼(彼女)の頭は混乱を深めます。
そんな時に「何が言いたいんだ」「ちゃんと整理してから報告に来い」
などと言われたら、もうパニック。

ありとあらゆる情報が絡み合いながら、彼(彼女)は思考の闇に落ちて行きます。

大事な情報を引き出す質問を用意する

こんな時、上司にお願いしたいのは
「まず落ち着こう」
という言葉を、顔を優しく見て、肘にでもポンポンと触れながらかけてあげることです。
(異性なら接触はいけませんが)
決して眉間に皺を寄せながら言ってはなりません。

次に、なるべく重要なキーワードを引き出すよう努めます。
説明下手に理路整然とした伝え方を求めるのは酷だとあきらめましょう。

穏やかに「一番言いたいことはなんだ?途中経過とか理由は後でいいぞ」
と伝えます。
軽度の説明下手なら、これで何とかなります。

さらに重度の説明下手が相手で、一番言いたいことを聞いてもトンチンカンなことしか言わないのならば、「それはいい情報か、悪い情報か?」と聞きます。
「悪い情報です」と言ったら、「よし、その悪いことを言ってくれ」と促します。

最後は
「今から言いたいことで、私が一番知りたいことは何だと思う?」
と聞いてみましょう。

キーワードが手に入ったら、おおよそのことは予想がつきますから、ゆっくりと結論から、理由、具体例などに彼を誘導すればいいでしょう。

そして報告が終わり彼(彼女)が落ち着いたら、
「説明っていうのは相手が一番知りたいことを見つけることから始めてごらん。
そこから始めると相手も予想がついて助けてくれるから」
と教えてあげて下さい。

彼(彼女)も少しずつ説明の要領がつかめて来るでしょう。

部下が説明下手で何を言っているのかわからない時の対処法:まとめ

  1. 部下はパニックに陥っていることを理解してあげる
  2. 優しく顔を見て両肘に触れ「落ち着こう」と伝える
  3. なるべく重要なキーワードを引き出すよう努める。穏やかに「一番言いたいことはなんだ?途中経過とか理由は後でいいぞ」と伝える
  4. それでも難しい場合は「それはいい情報か、悪い情報か?」と聞く。「悪い情報です」と言ったら、「よし、その悪いことを言ってくれ」と促す
  5. 最後は「今から言いたいことで、私が一番知り たいことは何だと思う?」と聞く
  6. キーワードが手に入ったら、先を予想しつつゆっくりと結論から、理由、具体例などに彼を誘導する
  7. 最後に「説明っていうのは相手が一番知りたいことを見つけることから始めてごらん。そこから始めると相手も予想がついて助けてくれるから」と教える
「話にオチがない」と言われたらこれで解決

「話にオチがない」と言われたらこれで解決

最近、よく耳にするようになった会話の困りごと。
「おまえの話にはオチがない」ということを言われましてと
教室を訪ねて来る方のお声ををちょくちょく耳にするようになりました。
お笑いブームの影響か、話にオチを求められるケースが多くなったようです。

オチと言えばユーモアとばかりに、
「ユーモアを習いたい」という問い合わせも多く寄せられます。
でも、ユーモアってあらゆるコミュニケーションスキルを総合して
初めて成すことができるもの。

基本的なコミュニケーション力が足りないのに、そこだけを目指してもなかなか身につくものではありません。

「オチがない」ってどういうこと?

一般人が「オチがない」と言われるのは、おそらく、最終的に何が言いたかったの?と聞かれていると思って間違いありません。

例えば、話が面白くない人と言うのは、出来事が起こった通りに話をなぞるだけの場合が多いのです。

「昨日は課長に誘われて居酒屋に行ったんですけど、満席で入るまでに30分かかって、帰りの電車も混んでました」

「今日からコタツを出したんですけど、朝は寒くても昼間はそうでもないですね」

こんな感じの方が多いです。
それを聞く方は、「で、結局何が言いたいの?」となるわけです。

「気持ち」で締めくくれば「オチ」が生まれる

こういう方の解決策は、1つの話のオチとして気持ちで締めくくるようにしてみましょう。

すると聞き手は「この気持ちになったと言いたかったのか!」と納得してくれます。
しかも、人は他人の気持ちに触れるのが好きなので、そこから会話が発展することは間違いないのです。

先ほどの会話を例にとるとこうなります。

「昨日は課長に誘われて居酒屋に行ったんですよ。
なんか断れなくて。あの課長、苦手なんですけどね

「しかも満席で入るまでに30分かかったんですよ。
やっぱり断るべきでした。すごく後悔しましたよ

「帰りの電車も混んでて、仕事の3倍は疲れました

「今日からコタツを出したんですけど、
コタツはなんかテンション上がりますね

「ただ、朝は寒くても昼間はそうでもないんで、
コタツに入ると暑くて困りました。 どうせなら早く寒くなって一日中コタツに入っていたいです

ぜひぜひお試し下さい。
相手も色々としゃべってくれて、話も盛り上がるでしょう。

「話にオチがない」と言われた時の対処法:まとめ

  1. オチとは漫才で言う笑いのネタではない
  2. 結局何が言いたいのか見えないから聞き手はそう言っていると受け取ろう
  3. 話は全て、その出来事を自分がどう感じたのかを最後に付け足すと聞き手は安心する
  4. 「で、びっくりした」「で、むっときた」「で、泣きそうだった」と締めくくる
「運」はあるのか

「運」はあるのか

今回は「運」ってあるの?というお話。

結論を言えば、「運」はある!
その掴み方も当然ある。

私はこの教室を始めてもうすぐ30年。
本当に貧乏な19年を経て(何しろ年収50万円という時代もあったほど)突然、億を超える収入を手にしたのは、「運」をつかむコツを習得したから。

「運」はあなたが毎日、毎分、毎瞬、選んでいる態度や行動の先につながっている。

人生の選択と言うと、就学、就職、結婚など、大きな選択のことを指していると多くの人は思っている。

もっと小さな選択、誰に何をするか、何を言うか、などは人生に何の影響も及ぼさないと多くの人が呑気に思っているのでは。

例えば、夜遅くの一般道。
タクシーを拾おうと待っていると、私の20メートル手前に一人の中年女性が現れ出た。

彼女は手を挙げてタクシーを止めた。
明らかに、私がいることを知っていて、出し抜いたのだ。

彼女は思ったろう。
「人生、うまくやったもの勝ち」と。

こんな時、私は思う。
ああ、そんなことをしたら貧乏一直線なのに。

私は人生の法則を知っているからそんな行為に腹を立てたりはしない。
やはり、次のタクシーがすぐにやって来たのだった。

エドガーケーシーという人はこう言っている。

「あなたはいつも自分と出会っている」

あなたが今日すること、誰かにすることは、明日以降のわが身に起こる出来事とつながっている。

なぜ自分はこうもついていないのか!と嘆くなら、自分はなぜ不運を引き寄せることばかりしているのだ!と叫んだ方がいい。

運とは予め用意されているものでない。
自分が毎瞬選ぶ態度、行動によって手繰り寄せるものなのです。

ポジティブシンキングのウソに騙されるな

ポジティブシンキングのウソに騙されるな

先日の
「お金持ちになれるという自己啓発は全てウソ」
への感想と質問を頂戴しました。

10年くらい前、無料占いやってたのでみてもらったんです。

すると、あなたは金運がすごくいい大金は入らないけど、一生食いっぱぐれない困ったら必ずお金が廻ってくるって自信満々に言うので、まあ気分よく聞いていました。

その頃から、少々家計がシンドイなというときや、ホントに困り果てたことが起っても、なんか上手くことが運んで、状況が勝手によくなっていく、という経験を多くしました。

これは、「私は絶対食いっぱぐれないから大丈夫」って思い込んでいるから、悲観せず前向きに頑張れた?
つまり無意識にポジティブシンキングをやってた結果じゃないだろうか、と思っていたんですよ。
どうなんでしょうか?

というお尋ねです。

ポジティブシンキングについては、すでに心理学の実験などを通じて、その有効性が否定されています。

物事をいい方向に考える、などの他愛もないものはいいとして、ポジティブに考えれば成功するなどという安易な考えを持つのは危険です。

会社をつぶす社長の典型的なタイプが楽観的でチャレンジ精神旺盛な人であることをご存知でしたか?

私は20年ぐらい前に借金が1千万円あり、夜も眠れない日々が続いていました。
何しろ教室の年間売上が1千万円程度でしたからね。

その時ある知人が、自分は借金が3千万円あるが、夜眠れないなどということはない。
自分はポジティブだから。

と言っていました。
自分は成功すると確信しているとも言っていました。

その後、ネガティブな私はベストセラーの本を出し、億の収入を得ました。

そしてその友人は破産し、家族は離散しました。

この一事を見ても、ポジティブシンキングに意味がないことがわかるでしょう。

なぜポジティブシンキングに意味がないかと言うと、人が把握できる思考の範囲など、大海に浮かぶ小舟一艘分しかないとあのユングも言っているからです。

ポジティブに考えたとしても小舟一艘分ぐらいしか考えられていないということ。

そして、大海に当たるのは、潜在意識。
人が簡単に気づくことのできない心の奥の奥にある意識。

それが私たちを突き動かしているのです。

ポジティブシンキングなんてウソだよ、と言われてムッとする人も多いです。
それは深層心理で、自分でも疑問に感じているからです。

ネガティブな人を見つけては、「お前はネガティブだな。ダメだ」とダメ出しをするのは、自分の奥深くに隠し持っているネガティブな部分が刺激されるからです。

真にポジティブな人間は、他人を否定したりしません。

さらに本物のポジティブ人間は自分をポジティブだとも思いません。
なぜか。
それは自分の中にネガティブな部分がないから。

比べるものがなければ、何がポジティブなのか、自分ではわからないはずなのです。

「オレはポジティブだから」と言うっていうことは、オレの中にネガティブなところがあるんだ、と言っているに等しい。

さて、ご質問の女性。
彼女の人生はなぜうまく行くのか。

それは行動に理由があるはずです。
人生を動かしているのは、
思考より行動。

彼女は行動がポジティブだったはずです。

稼げる資格を身に付けている。
自分をステップUPさせる勉強をしている。
見習うべき人を見つけて、近寄り学んでいる。
実力者の気持ちを掴んでいる。
自分ができることをうまくアピールしている。

さて、どうでしょうか。
この中のいくつかは当てはまっているでしょう。

また彼女からご回答を頂けたら、ご紹介させて頂きます。

1千万円の借金があった私が継続したのは、文章を書く練習を重ねたこと。
実に20年も修行しました。

さらに出版を実現させるために、出版社へのアプローチを続けたこと。

ポジティブシンキングより、ポジティブアクションこそが人生を実り豊かにする最高の秘訣です。

人前で話すととても緊張します

人前で話すととても緊張します

人前で話すと緊張する。
これは誰にとっても当たり前のことで、われわれプロも多少はあがります。

また、少し緊張していた方がいいお話ができるものです。
しかし苦手な人は、一度あがってしまうと頭が真っ白になって全ての言葉が飛んでしまうほどのダメージとなりますので、なるべくあがりからは解放されたいことと思います。

聞き手の反応がないことがあがる原因

一対一で話していたら、相手は相づちを打ってくれます。
それで私たちは安心して話ができるのです。
しかし、聞き手が何十人、何百人にもなりますと、聞き手は責任がないので反応しなくなりがちです。

すると、話し手は全く承認されない状況に置かれて、話をしなくてはなりません。
これがあがりの大きな原因だと私は感じています。

聞き手がうなづくように話す力をつける

タレントのみなさんは“つかみの笑い”を大事にします。
これは眠っている聞き手を起こし、反応が起こりやすくするためです。

一般の人は笑いを取る必要はありませんが、聞き手の反応を促す伝え方をマスターする必要はあるでしょう。

一人に話す気持ちでアイコンタクト

視線をどこに置いて話すか。
これはとても大事なことです。

反応がない聞き手を恐れて、部屋の隅や聞き手の足元を見ながら話すと、聞き手は集中力をなくし、うつむいたりスマホをいじったりしはじめます。

「聞き手をちゃんと見ていますよ」
と多くの人は言いますが、それは聴衆全体を見ているだけで、一人一人に視線を送っているわけではありません。

まず初めに、よくうなづいてくれる人を一人でもいいから見つけます。
見つかったらその人に目がけて話をしましょう。

そうなんです、一人に向けて話す感じです。

そこから真ん中に一人、右と左に一人ずつというように協力者を探していきます。
ずっと一人に向かって話すわけにもいかないので、少しずつ体の向きを変えながら、視線を移します。

するとうなづいてくれる人が、一人また一人と増えて行きます。
これで安心感が生まれ、あがりが和らぎます。

うなづく間を作って話す

次に意識してほしいのが、「間」を取ること。
「間」があるから聞き手はうなづき、あなたの話を映像に浮かべ、話に入って来てくれるのです。

もしあなたが緊張のあまり、間をうまくとれないで話すとこうなります。
(自己紹介での場面とお考え下さい)

「私は野口敏と言うのですがメーカーで品質管理の仕事をしていまして部下も8人いて人前で話すことが多くなりました」

こんなに言葉数が多くなると、聞き手は情報を受け取るので精一杯。
その言葉を映像に浮かべることができません。すると聞き手から反応が来なくなります。

話し手はますます緊張が高まり、あがってしまうのです。

話し手が間を作って話すから、聞き手はその場面をイメージし、話に入って行けます。
イメージすると自分も当事者のような感覚になれて、うなづきも生まれやすくなるのです。

まとめ

  1. 人前で話すとあがるというのは、聞き手の反応が薄いから
  2. 聴衆の一人に向かって話すような感覚で
  3. 間を取って話すと聴衆はうなづきはじめる

 

もう原稿も丸暗記もいらない心を動かす!スピーチ・伝え方
義父・義母と三人にされるのが恐い

義父・義母と三人にされるのが恐い

「夫の実家で、主人と義父母四人で和やかにお話をしていたのですが、主人がコンビニに買い物に出かけ、私たち三人になった時。30分ほどでしたが、重い沈黙が続くばかりで義父母に気まずい思いをさせました。あんな時はどうしたら良かったのでしょうか」

こんなおたずねをいただきました。

よく聞く戸惑いですよね。
話の中心となる人が抜けると、残されたメンバーたちでは会話が続かず、困ってしまう。

さてこんな時、どうしたら会話が復活して、気まずい思いをせずにすむのか。

こんな時に思い出してほしいセオリー。
それは共通の話題で話すこと。

嫁、義父母の共通の話題とは、旦那(義父母から見ると息子)しかありません。

「太郎さんたら、結婚してから5キロも太っちゃって」
とか、
「太郎さんは家事もよく手伝ってくれるんですよ。お母様の教育のお陰です」

などと話を切り出すのです。
これなら義父母も話題を持っていますし、息子の現在の暮らしぶりに興味を持って話を聞いてくれます。

「あの子は昔はデブでね。ほんとにモテなかったのよ」とか、

「家事がうまくなったのは、学生時代に一人暮らしをしたのが良かったみたいね」

と昔の話も聞かせてくれるはず。
何と言っても、本気で会話をするので、妙な違和感などもないのがいいところ。

旦那が戻って来ても、
「今、あなたのことを誉めていたのよ」
と言って、そのまま彼を材料にして会話を続けられるのが、またいい。

反対に、会話のための会話をするとお話がギクシャクします。

「オリンピックも盛り上がってますね」
「今日は陸上があるね」
「山縣選手、メダル取ってほしいですね」
「・・・」

ほら、こんな感じになっちゃう。

これは他のケースでも成り立つセオリーですので、ぜひ活用してみましょう。

その場からいなくなった人のいいところを材料にして話をする。
これだと話は弾むし、当人も悪い気はしないので、きっと役に立ちますよ。

話し下手な男がコミュニケーションに自信を持ち 話し上手の女が、私は話し下手と思うワケ

話し下手な男がコミュニケーションに自信を持ち 話し上手の女が、私は話し下手と思うワケ

研修に行っても、また婚活で問い合わせして来る人も、なぜか男の人はこう言いがちだ。

「私は話には自信があるのですが」

話がうまいか下手かは、背が高いか低いかを判断するぐらいに一見すればわかるもの。

そう言う男で話がうまい人などいた例がない。
どう見ても下手っぴなんだけど、おかしな自信を持っている。

そもそもコミュニケーションがうまければ、婚活などしなくても早くに結婚できていただろう。

男の勘違いの理由は、コミュニケーションの考え方にある。

男のコミュニケーションは、用件を伝えるものだ。

角の居酒屋、今日は開いてないね。
先週はやっていたんだけど。
あそこの刺身はうまいね。

こう言えれば、話はOKだと思っている。
話し下手の人って、こんな簡単なことも言えないんだ。
などと独り言ちている。

失礼ながら、これで話ができる、話がうまいなどと言える神経には驚愕するしかない。

男のコミュニケーションの考え方に決定的に欠けている点は、

相手という存在なのだ。

相手が何をしてほしいか。
何をされたら嫌か。
どんな反応をしてほしいか。
どこを分かってほしいか。

そこを感じ取り、相手が満足行くように、不安に思わないようにコミュニケーションを取る必要がある。

女の人は、話が上手で楽しい人でもコミュニケーションは難しいと言う。

それは、常に相手と言う視点を持っているから。
さらに相手の気持ちと言う深いところに目が行くので、難しさはさらに極まる。

今、どんな気持ちで言ったのだろう。
表情が冴えなかったのは、私の反応が間違っていたからかも。
ここから話をどう展開すれば、相手は喜んでくれるのか。

つまり男は低レベルで満足し、女は高いレベルで戸惑っているということだ。

コミュニケーションとは相手があって初めて成り立つもの。
相手の気持ちを考慮に入れて会話を意識してみよう。

とたんに会話が難しくなるはずですが、あなたの人としてのステージは格段にレベルアップします。

お金持ちになれるという自己啓発は全てウソ

お金持ちになれるという自己啓発は全てウソ

ネットニュースでよく出て来る、「お金持ちが必ずやっている7つの常識」っていう感じの記事。

あれ、ほとんどがウソです。

例えば、「お金持ちになる人は必ず長財布を使っている」というウソ。

私は教室を開講以来19年間、ずっと貧乏たれでした。
財布はもちろん、ふたつ折りタイプ。

そして2009年に発売された「会話がとぎれない話し方66のルール」(すばる舎)で大ブレイク。

年収が1億円を超えたのですが、ずっとふたつ折りタイプでしたよ。それから長財布にしましたけども。

ふたつ折りでも、年収1億円になったよ。
ほら、ウソでしょ。

あと財布の値段の何百倍かが年収になるというウソ。

お財布屋さんの陰謀だって。

さらに、自分の身の回りにいる人の年収を平均したものが、あなたの年収です。っていうウソ。

貧乏たれだった私の周りにいた人たちって、多くて年収700万円ぐらい。平均したら400万円ぐらいだったはず。

でも1億円を超えたんだよ。

だいたい、黄色をたくさん使えばお金が入るとか、玄関に猫の絵を飾ればお金が入るとか、おじいさんの禿げ頭を叩けばお金が入るとか、そんなことでお金が入って来るのなら、誰も苦労はしないってば。

ではどうしてそんなウソに、人は引っかかるのか。

そりゃ、やり方が楽だからですよ。
安直だから「やってみよう」と思う。
やるからには信じたい。

そんな心理が、あんなウソを流行らせる。

実は、お金持ちになれる方法はあるんです。

それは、いい情報を集めること。
その情報を基に、行動を起こすこと。
障害があってもあきらめず、試し続けること。

その先にお金は必ず待っている。

ほら、もうあきらめかけたんじゃない?
だって、そんなことしんどいもん。

みんな楽してお金を手にしたいと安直な願いを持っているから、いい加減な自己啓発セミナーなどに引っかかる。

100万円以上するセミナーもあるんだって。
気を付けようね。

楽に手に入る成功法則なんて、ないの。
見極めて、研究して、挫折して、反対されて、蔑まれて、それでも私の信じた道を行く。

その先にしか成功もお金も待っていてはくれません。

あ、そうそう、皆が大好きなポジティブシンキングも何の役にも立ちませんのよ。

そのお話はまたいずれ。

本音で生きるから人が集まる

本音で生きるから人が集まる

もう7年以上の付き合いになる生徒がいる。
初めは不動産業を起こす前の状態で危なっかしい感じだった。

ところが、いつしか才能を発揮して、先日、星野リゾートが進出することで世間を賑せた新今宮界隈に、星野リゾートが出る前にホテルを建設。

売れるはずがないという世間の予想を見事に覆し、予定価格に近い金額で売買にも成功した。

長年の付き合いで、私を顧問にしてくれると言う。
有難いお話。
顧問料もきちんと払ってくれるんだって。

先日、彼とご飯を食べる機会があり、昔話に花が咲いた。
彼は私よりふた周りも年下の青年実業家で、ゴルフにも度々ご一緒してもらう仲。

こんな年上の私とよく付き合ってくれたね、と聞くとこんな話をしてくれた。

初めて一緒にゴルフに行った時、野口さんはハーフラウンドが終わった時にこう言ったんですよ。

今日のキャディさんはおばちゃんだったね。
やる気出んわー。

自分は「先生がそんなことを言うなんて」という顔をしてびっくりしていたら、野口さんは、そりゃそうやろ。可愛いキャディさんの方が嬉しいに決まってるやん。

立派なことを言うのは教室の中だけやで。

彼はこの時に、この人となら付き合える、本音で話してもいいんや。
いいカッコしなくていいって思ったそうな。

うちの社員、梶村と山田にこのことを話したら、ええっ!そりゃそうでしょう、それが野口先生ですよ、だって。

もし私が建前できれい事しか話さない男なら、彼はこんなに長くは付き合ってはくれず、私は彼の会社の成功を見ることはできなかったはず。

顧問など及びもつかなかったでしょう。
本音で生きて来てよかった。

今や日本中がバッシングを恐れて、建前のきれい事しか語れない。

聖人君子しか生きては行けない世の中。
それでは肩が懲りませんか?
息が詰まりませんか?

私の本音を聞いて、ギョッとした顔をする人がいることも確かです。
私はそれで全然かまいません。

二度と会わなければいいのです。
そして私と本音で付き合ってくれる人としか付き合わなければいい。

本音で生きるとストレスもなくなって、心底楽しく暮らせます。
ながーく付き合える人も、十人以上もいます。

どうでもいい人から嫌われる勇気さえ持てれば、健康で笑いながら暮せます。
お金だって入って来る。

本音が言えない方には、ぜひ本心を吐き出す勇気を出してもらいたいなあ。

20歳年下の部下とうまく話せません

20歳年下の部下とうまく話せません

年代の違う人と話をするのは、誰にとってもむずかしいものです。
まず共通する話題が少ないこと。
多くの人が、年代の違う人と親しく接するチャンスが時代とともに減っていることなどが理由だと私は感じています。

一問一共感を心掛ける

おそらく向こうも20歳も年上の人とどう接すればいいのか戸惑っているのではないでしょうか。

会話が苦手な人ほど、話は長く続けるものという誤解を持っているように感じます。
すると当然のように話に詰まり、気まずい思いを互いにすることになります。

これを、一問一答ならぬ、一問一共感方式にあらためてみてほしいのです。

「おはよー。早いね。今日は何時に出社したの?」
「8時です」
「そりゃ早いね。やる気だね」
「いや、そんなことはないですけど」
「そう。今日もよろしくね」

こんな感じで短いやりとりをして、すぐに相手を解放してあげます。
すると先方にしてみれば、会話もすぐに終わるので、気が楽にちがいありません。

そして共感の持つ偉大な力が二人の間を縮めてくれます。

男性が学ぶべきは、共感力

話の苦手な人に足りないもの、それが共感力です。
相手の言葉を聞いて、感じた気持ちを返すことを共感と言います。

共感とは「わかってあげる力」です。
人は自分のことをわかってくれる人に親近感や信頼感を持ちます。

そして苦手な人ほど、その重要性を知らず、相手のことをわかってあげる行動がとれていないのです。

「今日は朝8時に出社しました」
「えっ!早いね」
(笑顔を送る)

「えっ!」と驚きを示す。
「早いね」と感じたことを伝える。
そして笑顔。

この共感によって、相手は互いの気持ちが結びつく感覚がして、話しやすさを感じます。

共感は「わかってもらえる」という安心感を伝えるのです。

「今日は朝8時に出社しました」
「なんでそんなに早く?」「朝は何時に起きているの?」

と話を続けようとせず、まずはわかってあげる態度(共感)を示す。
これで互いの間に親しみが広がり、会話をする土壌が築かれます。

短いやりとりを重ねて関係が近づく

「髪切ったの?」
「そうなんです」
「いいね」
「あ!ありがとうございます」

「iPhoneなんだ」
「そうです」
「使いやすい?」
「ええ、私には」
「そうか」

こんなやり取りを通じて距離を縮めていくと、やがて相手から話しかけて来るようになります。
これは相手が親近感を持ってくれた証拠。
そうなったらだんだん話す時間を伸ばして、内容も深めていって大丈夫です。

会話の内容は二人の距離によって決まります。
遠い間柄で会話しようとして来たからうまくいかなかったのでしょう。

お互いの距離が近くなれば、もう話が続かないという心配もなくなっていくはずです。

 

温かな人間関係をつくるコミュニケーションをマスターするなら