2回目、3回目で話すことがなくなる人の コミュニケーション能力

2回目3回目で話すことがなくなる人のコミュニケーション能力

一回目は話すことはある。
でも同じ人と何度も会うと、話すことに困って来る。
そういう戸惑いをよく耳にします。

ある程度のコミュニケーション能力を持っているように見える人からも、同じことを聞きますので、これは現代人に顕著な問題のようです。

目に見える原因は決まっています。
コミュニケーション能力があれば本来なら1回目より2回目、2回目より3回目の方が話すことは多くなるはずなのです。

例えば、以前は仕事が総務だと告げていた。
初対面の時だったので、話はそこまでにした。

でも2回目は親しみも出て来たし、上司の愚痴も言っちゃおう。
そんな気持ちになれれば、会うたびに話すことは多くなるはずです。

でも自分のプライベートな部分を人に話せない人は、上司の愚痴も、会社への不満も、口にはできないでしょう。

すると、1回目で仕事や会社の上辺の情報、学歴や趣味、そして住まいの話をお互いにしてしまえば、後は話すことがなくなるのも仕方がありません。

自分の話を深めることにためらいがあれば、相手のプライバシーに触れることもできないでしょう。

そんな人が二人集まれば、もう話すことはないはずです。

自分のプライバシーをオープンにする力、それも重要なコミュニケーション能力と言えます。

かつて、昭和の時代なら誰でも当たり前のように持っていた力です。
しかし今では、それが憚られるようになりました。

なぜ自分をオープンにできないのか、オープンにしたら何が困るのか、うまく説明できる人は恐らくいないでしょう。

1回目より2回目の方が話すことが増えるということは、それだけ相手との距離が縮まっているということです。
それはとても喜ばしいこと。

だから自分をオープンにすることが大変な苦痛だという人以外は、ぜひ自分をオープンにすることにチャレンジしてほしいのです。

何も悲しい生い立ちや、苦しい胸の内を明かせというのではありません。

ただ、昨日会社でした会話、家族との会話、知り合いで困った奴がいたらその人の話。

あなたが自分をオープンにしたら、人と親しくなる気持ちのある人ならば、向こうも自分の話をしてくれるでしょう。

そうやって人は知り合いを作り、やがて友となり、異性ならば恋をするのです。

自分をちょっとオープンにする勇気、持ってみませんか。

まとめ

2度3度と会うたびに話すことがなくなっていく。そういう覚えのある人は、自分をオープンにする勇気を持つこと。すると会う度に話すことが多くなって行くでしょう。

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