気がつく力で会話をはずませよう

私、リアルタイムでは見ていないのですが、
ナインティナインのTV番組『めちゃイケ!ホメニズム選手権』話題になっていたようですね。

「女性の変化に誰よりも気づき、女性をほめろ」という企画でした。
なんせ、お笑い芸人のよゐこ濱口さんの女性をホメる力がすごいと。
おっとこれは婚活中の男性にも参考になりそう!

確かにびっくりです。会ってわずか数十秒で
「あれ、なんか今日メイク違います?」
「まつエクですか?」
「あ、アイラインが違うんだ!」

気づく気づくホメるホメる。

私も先日、ポニーテイルにしていた山田さんに向かって
「毛が伸びたね」と言ってしまい二人で爆笑したのですが、
そんなおかしな言い方ではなく「ええんちゃう♪」「いつもとちゃうね♪」と朗らかに伝える濱口さんは確かに素敵でした。

そして番組は。
『細かい部分にこそ女性は気づいてほしい』
『世の男性諸君、これがモテ男濱口だ』

みたいな締めだったのですが、これをそのまま一般の男性が応用するのは危険よねと思ったわけです。

女性の変化に気づくこと、ほめることはものすごく大事。
でも、女性のメイクには触れてはいかーん!

よゐこ濱口さんとひっかけ役の大久保佳代子さんは、きっととても仲が良くて、普段からたくさんコミュニケーションをとっていらっしゃるのでしょう。
だからメイクの変化に触れても違和感がなかった。
とても親しい友達だから。

まだ打ちとけていない(と女性が感じている)のに、
「あ、今日アイラインが違う?」
などと言われたら女性はゾゾッとしてしまいます。

「な、なんでそんなところまで見てるの!?」
「ひ~ ちょっとこわいよ~」
という感覚でしょうか。

女性にとってメイクというのは、自分のコンプレックスを隠し自分を飾るもの。
だからそこをあからさまに声に出されるのはちょっと恥ずかしいのです。

婚活中の男性には、
「気がつく」そしてそれを「言葉にする」という部分についてはおすすめしたいと思います。メイク以外でね。

まずは持ち物から。見たままを言葉にするだけでOKです。
「バッグが重たそうですね」
「あったかそうな上着ですね」
「春らしい色ですね」
くらいからスタートしてみてください。

言い慣れていないと、いざ本命の女性に伝えるときにもぎこちなさが出てしまいます。
「ああ、女性をホメろって言われてるから無理して言ってるんだな」
と女性に見抜かれてしまいますよ。

普段から、お掃除のおばちゃんや食堂のお母さんをつかまえて伝える練習をしちゃいましょう。
あいさつのついでのように言うと違和感も小さくなります。
「お疲れさまですー。 あれ、エプロン昨日と違いますね」
「おはようございます。 あ、髪型変えたんですね」
こんな感じです。

実際に私の生徒さんも、食堂のおばちゃんがいつも黒いサンダルだったのにその日はスニーカーだったことに気づいたので
「あれ、今日はスニーカーなんですね」
と伝えたら、
「気づいてくれたー!?これね、すっごい歩きやすくてね・・」
とたくさん話してくれてびっくりしたそうです。

女性は気づいてもらえると嬉しい。
いつも気にかけていますよ、というサインだから。
婚活がうまくいかないなとお感じの男性は、ぜひ心がけてみてくださいね。
もちろん、婚活中ではない男性陣も。

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