また誘いたくなる人の話はどこが違うのか

久しぶりに昔に職場が一緒だった人たちと集まる機会がありまして、20人ほどが揃いました。どの人も本当にみんなよくしゃべる。

でも、少しの時間話しただけでもういいと飽きてしまう人もいれば、この人とはいくら話しても楽しいなと感じる人が出てしまいます。

そりゃ、こちらの話を肯定的に聞いてくれる人が一番嬉しいですが、そこまでは望みすぎ。

それには相当高いスキルが必要でそんな人はまずいません。

お話をして楽しいのは、自分ネタをいくつも披露してくれる人。

例えば、寒波がやって来た話なら寒さについての自分の話をしてくれます。

「あんまり寒いので着替えるのが億劫になり、スーパーには、寝巻にコートを羽織って行った。知り合いと会ってもお茶は無理」

「嫁さんの毛布だけどんどん新しく、温かそうなものに替わる。なんでや!」

「北海道出身なのに、寒さに弱い。ついでに暑いのにも弱い。人生、辛い」

こういう人は必ず自分を少し落とす技に長けています。
だからこちらも自分の欠点や至らなさを気にせずに話ができて、気が楽。

楽しくて仕方がないから、何度でも会いたくなるのもうなづけます。

次に、今後もう会う気がしない人をご紹介しましょう。

まずは情報を語るタイプ。

「江戸時代の日本は寒かった。最高気温も今より6、7度は寒かった。そんな昔のことがどうしてわかるか知ってる?」

知るか!

「屋久杉から測定されているんだよ」

見たのか!おぬし

「ヒートテックってユニクロと東レが開発したって知ってる?」

知るもんか!

「体から出る水蒸気の運動エネルギーを熱エネルギーに変換して温かくなるんだよ」

知りたくもねーよ。
あ!スマホに着信が・・・ちょいと失礼します。

続いての今後もう会う気がしない人は、自分を持ち上げることに熱心な人。
つまり自慢ね。

「オレは寒くても厚着しないでその季節の気温を味わうことを大事にしているんだ」

一人で味わっておけ!

「みんなが寒い寒いって言うんだけど、どこが寒いのかよくわかんないね。オレなんかふだんからランニングしているから、毛細血管が鍛えられているからね」

あー、もー、どうでもいい。

こういう人とは決して飲みたくない。

ということで、どんなところでも、誰からも誘われてしまう人は、どんな話でも自分ネタへと展開し、しかも自分をちょっと落とすぐらいのお話をしてくれる人という結論が出ました。

そんなに難しいことではないと思います。
今度の飲み会では、ぜひこのことを意識して、人気者になって下さいませ。

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