若い人に好かれるおじさんのコミュニケーション能力

若い人に好かれるおじさんのコミュニケーション能力

これからのおじさんの使命は若い人に愛されることかもしれない。
 
昔と違って若い人の方が情報を持っている。
時代を読むセンスも、おじさんとは桁違いだし。
だから若い人と話をしてもらえるおじさんは生き残れる人たちと言えるのではなかろうか。
 
ここでものを言うのが、やはりコミュニケーション能力。
 
とにかくえらそうで、上からものを言い、すきを見つけたら説教しよう、訓示を与えようとするおじさんは、若い人からモテない。
 
いかに対等な立場で話ができるかどうかが問われる。
 
例えば、「出世はしなくてもいい」という若者と話す時。
 
「それでは結婚できないんじゃないのか」とか、「年とってから貧乏するぞ」などと言うおじさんは嫌われる。
 
「オレなんか、課長になるために家を放り出して頑張ったぞ。子供の出産にも立ち会わなかった」
なんて自分の生き方を押し付けるおじさんは絶望的に嫌われる。
 
話すことがコミュニケーション能力だと信じ込んでいるとこんな失敗をやらかしてしまう。
 
相手の生き方、価値観にうかつに踏み込まない。
そして自分の生き方を押し付けないのが秘訣。
 
時代は変わり、人の生き方も変わって来た。
こんな時代に望まれるコミュニケーション能力は、相手をニュートラルな視線で受け止める力。
 
「出世は望まない」という人には「○○さんは出世とかは気にならないほうなんだね」という言い方で、そのまま受け容れる。
 
そしてその考え方、価値観に耳を傾ける。
 
「もうお金が一番の時代じゃないんだね」
「自分の時間を大事にする生き方を選ぶんだね」
 
そんな話の引き出し方ができると、相手は責められているわけではないので、とても楽に話ができるのです。
とても素晴らしいコミュニケーション能力ですね。
 
そんな姿勢で接していると、若い人もおじさんに話を聞いてみようと思うもの。
 
「○○さんの世代は、仕事一筋の人が多いですもんね」
 
そうしたら自分の価値観を控え目に語ればいいでしょう。
「そうだね、自分を一番表現できるのはぼくらにとっては仕事だからね」
などと。
 
押し付けでない話は、彼らにも染み入るもの。
違う価値観を耳にして、それがいつか彼らに影響することもあるかもしれない。
 
違う価値観の双方ともに価値があり、正邪はない。優劣もない。
 
そんな考えの下で若い人と会話ができるおじさんを目指そう。

若い人に「一緒に飲みに行きましょうよ」と言われるおじさんのコミュニケーション能力、手に入れてほしいです。

まとめ

おじさんが若い人とうまくコミュニケーションするには、相手の生き方、価値観をそのまま受け止めるコミュニケーション能力が必要。
対等な視線で会話をする力を養う必要がある。

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