お笑い怪獣明石家さんまを凌駕する若手は出か?

2018年1月31日

さんまさんは今でも面白い。
でも最近のさんまさんの力の衰えは否めない。

さんまさんは予定調和の笑いしか取れない

それが顕著なのが日本テレビの「踊るさんま御殿」だ。
さんまさんが出演者を見る目が、血走っている。

出演者も、彼の目が恐くて、
オチが無理に作られたものということが丸わかりで、
全く面白くない。

その話を聞く彼の相づちも、
「わかっているよ」「知ってるよ」という
単調で全く感情のないものなので、
緊張感しか伝わって来ない。

その目の奥には「笑いを取ってくれるんだろうな」という
脅迫がある。

それはさんまさんの力の喪失による焦りであり、
不安でもある。

出演者から自由が奪われては、
本当の笑いは生まれない。

最近のさんまさんの笑いは、
「建築関係トントントン」や「そんなはずないやろ・・・ほんまや」のネタに
見られるように、決まりごとの笑いが多い。

最近は素人にもお決まりのパターンを強要して、
無理な笑いにもっていこうとする傾向が強い。

いつも同じネタで笑いを取りに行っている。
これは新しい発想ができなくなっている証拠だ。
お笑い怪獣にも、限界が近づいている。

「ほんまでっかテレビ」や特番の「行列のできる法律相談所」は
まだ面白いが、これは東野幸治さんやマツコ・デラックスさん、
ブラックマヨネーズらのアシストに依るところが大きい。

さんまさんは、もう一人では笑いをとれないのだ。

さんまさんが欽ちゃんを超えた時

もう四十年ぐらい前だろうか。
当時駆け出しのさんまさんが、萩本欽一さんの番組に
初めて出演したクイズ番組があった。

欽ちゃんと言えば、当時全盛時代。
お笑い界の第一人者だった。
しかし、さんまさんは臆することもなく、
欽ちゃんに向かっていった。

クイズの回答は全てボケ。
欽ちゃんの笑いのパターンを全て無視し、
欽ちゃんを戸惑わせた。
本当に失礼な態度だったが、
第一人者を超えようとする態度であったことは確かだ。

さんまさんを超えるために若手は何をすべきか

若手が本当にさんまさんを超えたいのなら、
彼のやり方を全て無視すべきだ。

「建築関係」とネタを振られたら、
「おとっつあん、早く棟梁になっておくれよ」などと
予定を狂わせる。

「そんなわけないやろ」と来たら、
「そんなわけもあそこの毛もないわぁ」
などと全く違うことを言う。

MCのさんまさんから話を振られたら、
「この番組って、本当に当てられるの!学校みたい」
と笑い、ネタを披露しない。

表情がゆがむさんまさんに向かって、
「私のこと、干す気でしょ?」と開き直る。

さんまさんのパターンを完全に無視し、
彼を困らせる。
かつて彼が欽ちゃんにやったように。

当然、彼は怒る。
その人を干そうとするだろう。
その時に視聴者から、
「ヤツを出せ」
「ヤツの笑いが見たい」という声が上がるほどの
実力を持っているかどうかが、
勝負の分かれ目となる。

決め手はテレビに依存しない収入源

テレビに出て成功しようと言うビジネスモデルを
持ったままの芸人なら、そんな大胆なことはできない。

依然としてさんまさんはテレビ業界で
大きな力を持っている。
でもライブやユーチューブで
圧倒的多数のファンを持っている人ならば、
テレビ出演に依存しなくていいので、これができる。

将棋の藤井聡太四段は、さんまさんのことを
知らなかったようだ。
この世代なら、お笑い怪獣さんまさんを
恐れることなく、彼にぶつかっていけるかもしれない。

さんまさんが天下を取って
はや四十年近く。

出でよ、新たなお笑い神獣!
お笑いファンは待っている。

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