豊田真由子さまに見る、本当に頭のいい人悪い人

2017年7月6日

衆議院議員の豊田真由子さまの一件が
毎日テレビを賑わせています。

「この剥げ~」

「お前らがバカな失敗ばかりするせいで
ドンドン(あと4回繰り返す)ロスが出て、
その分私のやるべき仕事ができなくなっているの」

「お前がどこかを調べるのが
テメエの仕事なんだろうが。
しかも教えてやったのにさ。
違うよと教えてやったよね」

こんなフレーズが各番組で撒き散らされております。

豊田さまの秘書さんは、
よほど不出来な方だったかと
お察し申し上げます。

もちろん秘書さんにも、
なんという方の下についたものかと
ご同情申し上げることは
言うまでもありません。

豊田さまは
自分が一番仕事が出来ると
豪語なさっていたとか。

そんな方には能力の低い人と
共に仕事をすることは
大きなストレスでございましょう。

組織で最も評価される能力とは

さて。

人に仕事を教えると言う作業も、
また高い能力を必要とするものです。

その時こそ、
能力高き者の本当の力が試されます。

「自分は出来る」
というレベルでは、いかに優れているとは言え、
その力は一代限り。
自分が滅べば、後には何も残りません。

でも自分が出来ることを、
他人にも伝える力があれば
自分の能力は継承され、
より大きな力へと育ちます。

何より自分に近い能力を持つ人を、
次々に育てられるのですから、
それは組織にとって最高に有難い力です。

最も評価される人材と言えるはず。

豊田さまには、残念ながら

能力の継承

という大事な才能が欠けていたのでしょう。

かしこき方にありがちな欠点であり、
彼らが高い地位に昇れず、
人望を得られない理由でもあります。

自分の持つ能力を他人に伝えるためには、

自分が出来ていることを、
自分が具体的につかみ取っている必要があります。

自分はなぜそれが解けるのか。
取引先を説得できるのか。
部下がやる気を出して能動的に動くのか。

ゴルフで言えば、
なぜ遠くに飛ばせるのか。
ピンに寄せられるのか。
パターが入るのか。

ただ感覚で、
「誰でもできるでしょ」「なぜできないの」
というレベルでは、
最高の才能は持ち得なかったと
残念がるべきです。

もし近くに
「そんな簡単なこともできないのか!」と
すぐに叱責する上司がいたら、
その上司は人を育てるというスキルの中では、
無能と呼べるのかもしれません。

本当に頭のいい人の“人を育てるスキル”

真に才能豊かな人は、
自分が出来ることを
具体的な言葉に落とし込めています。

彼らは人を育てる時に、まず
「どこまで分かっているの?」
と穏やかに尋ねます。

その手順や論理を相手に説明させれば、
相手がどこまで理解しているかが
把握できるでしょう。

そうすればどこまで分かっていて、
どこで躓いているのかが
つかめます。

そして説明する時も、
自分がわかっていることを
ひとつひとつ丁寧に伝えて行きます。

「ここで誤解しそうになるから注意して」
「ここ、難しいでしょう」
「分からなければ何度でも聞いてよ」

「分かるよね」
と話をどんどん先に進めたりはしません。

人は新しいことを、
そんなにいっぺんに理解し、
記憶することはできないからです。

彼らは、伝える時に
相手の表情を確かめながら進めます。
すると伝わっているかいないかが
すぐに分かるからです。

全部伝えた後も、
「分かった?」で終わらず、
「じゃ、今の話をあなたが私にもう一度説明して」
と復唱を頼みます。

すると本当にわかったのかどうかが
つかめるのです。

伝えるという作業には忍耐が必要です。

自分ができる、わかるということを当たり前に思わず、
それができない、わからない人がいることを
ちゃんと理解し受け入れて
辛抱強く伝えます。

できない人を見下したりはしません。
だから教えられる人も
安心して習うことができるのです。

これでようやく
自分が理解したことできることを
他人に伝えることが可能になります。

どうか豊田真由子さまにも、
この才能を学んで頂き、
再び私たち凡なる者たちを導いていって
もらいたいものです。

あなたの周りに豊田真由子さまはいませんか?

 

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